用語集 最終更新 2026.04.21

検収

検収は、納品されたシステム、Webサイト、プログラム、ドキュメントなどが、契約や要件定義、見積もり、合意済み仕様どおりかを確認し、受け入れるかを判断する工程です。
受託開発や制作では、納品したら終わり ではなく、何を確認できたら完了とするか をはっきりさせるためにかなり重要です。

まず押さえたいポイント

  • 納品物を受け取って終わりではなく、内容確認まで含む
  • 何を確認するかは、契約、要件定義、議事録、テスト項目とつながる
  • 検収条件が曖昧だと、納品後に 想像と違った が起きやすい
  • 不具合修正、仕様変更、追加開発と混ざりやすい

どんな場面で使うか

たとえば受託開発では、次のような確認が検収に入ります。

  • 主要画面が要件どおり動くか
  • CSV や帳票が想定どおり出るか
  • 権限や通知が合意内容どおりか
  • 本番環境で使うための初期設定が終わっているか
  • 納品対象に含まれるドキュメントや操作説明がそろっているか

ここで大事なのは、何となく使ってみる ではなく、事前に決めた観点で確認することです。
そうしないと、単なる感想と検収差し戻しが混ざりやすくなります。

よくある誤解

検収は、気になる点を無制限に追加できる期間ではありません。
合意済み仕様どおりに動いていないなら不具合修正ですが、合意後に やはりこうしたい と変えるなら、追加開発と仕様変更の違い|受託開発で見積もり直しになる判断基準 の話になります。

また、検収条件を決めずに開発を進めると、納品後にゴールがずれます。
要件定義の段階で、誰が、何日で、何を見て受け入れるかを決めておく方が安全です。
詳しくは、検収とは?受託開発で納品後に揉めない確認項目と進め方要件定義で最低限決めることは?受託開発であとから揉めやすい項目を整理 で整理しています。