小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が商工会議所・商工会の支援を受けながら経営計画を作り、販路開拓(売上を作る取り組み)を進めるための補助金です。数ある補助金の中で、最も小さな事業者向けで、最も申請しやすい部類に入ります。
対象は「小規模事業者」
従業員数(常時使用する従業員)で線が引かれています。
- 商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)… 5人以下
- 製造業その他・宿泊業・娯楽業 … 20人以下
この線を超える中小企業は対象外で、ものづくり補助金など別の制度を見ることになります。
制度の構成(2026年時点)
一般型(通常枠)を軸に、創業型・共同・協業型・災害支援枠という類型に再編されています。通常枠は補助上限50万円・補助率2/3が基本で、インボイス転換や賃金引上げなどの特例を満たすと上乗せがあり、組み合わせ次第で最大250万円まで広がります。 公募は「第◯回」として年に数回のサイクルで回っており、回ごとに条件が変わるため、金額・締切は必ず公式の公募要領で確認してください(公式サイト)。
AI導入との関係
AI導入そのものの本命制度というより、販路開拓と組み合わせるときに候補になる制度です。 問い合わせ導線の改善と一緒にAIチャットを入れる、少人数で営業を回すための補助ツールとして使う、といった形なら筋が通ります。逆に「AIツールを入れるだけ」で販路開拓とのつながりが薄いと、制度の趣旨から外れます。
近い制度との違い
- ものづくり補助金 … 新製品・新サービスの開発向け。規模も審査も大きい
- 省力化投資補助金 … 人手不足対応の自動化・省人化向け
- 持続化補助金 … 販路開拓が主目的で、小規模事業者限定。3つの中で最も小さく始めやすい
申請にはGビズIDプライムの準備も必要です。制度の選び方は AI導入に使える最新補助金 と IT導入補助金はどこまで使える? で整理しています。