EOL (End of Life / サポート終了) は、製品やソフトウェアのライフサイクルが終わり、提供元の公式サポートが終了する時点 を指します。
OS・言語・フレームワーク・ハードウェアなど、あらゆる製品に EOL があります。日本語では サポート終了 保守終了 とも呼ばれます。
まず押さえたいポイント
- EOL を過ぎると、原則として
セキュリティ更新不具合修正技術サポートが提供されなくなる - 製品は EOL 後も動作し続けるため、
動くから大丈夫と放置されやすい - 危険なのは動作の可否ではなく、
新たな脆弱性が修正されなくなること
なぜ EOL が重要か
EOL を過ぎたソフトは、新しい脆弱性が見つかっても塞がれません。
公開された脆弱性は攻撃者に研究されるため、分かっているのに直らない穴 が時間とともに積み上がり、マルウェアやランサムウェアの標的になりやすくなります。誰も知らない穴を突くゼロデイとは逆方向のリスクです。
似た言葉との関係
EOS (End of Sale)— 販売終了。まだサポートは続くことが多く、EOL とは時点が異なるEOL (End of Life)— サポート終了。更新や修正が止まる、本当の節目LTS (長期サポート)— 長期間サポートされる版。EOL までの期間が長く設定されている
販売が終わった と サポートが終わった は別物で、混同するとリスク判断を誤ります。
EOL への備え
- 利用中の製品の
サポート期限 (ライフサイクル)を把握しておく - 期限前に、新バージョンへの移行や代替製品への乗り換えを計画する
- すぐ移行できない場合は、ESU のような延長サポートを「つなぎ」として使う
- 移行には検証や周辺ソフトの対応確認も要るため、期限ぎりぎりではなく余裕を持って動く
身近な例では Windows 10 が 2025 年 10 月 14 日に EOL を迎えました。詳しくは Windows 10のセキュリティはどうなる?サポート終了後のリスクと取るべき選択肢 で整理しています。