用語集 最終更新 2026.06.19

EOL

EOL (End of Life / サポート終了) は、製品やソフトウェアのライフサイクルが終わり、提供元の公式サポートが終了する時点 を指します。 OS・言語・フレームワーク・ハードウェアなど、あらゆる製品に EOL があります。日本語では サポート終了 保守終了 とも呼ばれます。

まず押さえたいポイント

  • EOL を過ぎると、原則として セキュリティ更新 不具合修正 技術サポート が提供されなくなる
  • 製品は EOL 後も動作し続けるため、動くから大丈夫 と放置されやすい
  • 危険なのは動作の可否ではなく、新たな脆弱性が修正されなくなる こと

なぜ EOL が重要か

EOL を過ぎたソフトは、新しい脆弱性が見つかっても塞がれません。 公開された脆弱性は攻撃者に研究されるため、分かっているのに直らない穴 が時間とともに積み上がり、マルウェアランサムウェアの標的になりやすくなります。誰も知らない穴を突くゼロデイとは逆方向のリスクです。

似た言葉との関係

  • EOS (End of Sale) — 販売終了。まだサポートは続くことが多く、EOL とは時点が異なる
  • EOL (End of Life) — サポート終了。更新や修正が止まる、本当の節目
  • LTS (長期サポート) — 長期間サポートされる版。EOL までの期間が長く設定されている

販売が終わったサポートが終わった は別物で、混同するとリスク判断を誤ります。

EOL への備え

  • 利用中の製品の サポート期限 (ライフサイクル) を把握しておく
  • 期限前に、新バージョンへの移行や代替製品への乗り換えを計画する
  • すぐ移行できない場合は、ESU のような延長サポートを「つなぎ」として使う
  • 移行には検証や周辺ソフトの対応確認も要るため、期限ぎりぎりではなく余裕を持って動く

身近な例では Windows 10 が 2025 年 10 月 14 日に EOL を迎えました。詳しくは Windows 10のセキュリティはどうなる?サポート終了後のリスクと取るべき選択肢 で整理しています。