KPI は Key Performance Indicator の略で、日本語では 重要業績評価指標 などと訳されます。
意味をシンプルに言うと、最終的に達成したい目標へ向かって、今どれくらい順調に進んでいるかを確認するための途中指標 です。
よく混ざりやすいのが KGI との違いです。
KGI が最終的なゴールを測る数字なのに対して、KPI はそのゴールに至る途中経過を見る数字です。
たとえば、月30件の問い合わせを取りたいサイトなら、
のように置けます。
このとき大事なのは、KPI を 見やすい数字 ではなく ゴールに効く数字 にすることです。
アクセス数やPVは計測しやすいですが、それだけで成果が分かるわけではありません。Web運用では、集客、行動、到達、成果のどこを見たいのかを切り分けて置くほうが改善につながりやすいです。
良い KPI の条件としては、次のようなものがあります。
- KGI とのつながりが説明できる
- 数字が悪いときに改善アクションへつなげられる
- 計測定義がぶれない
- 多すぎず、優先順位がはっきりしている
逆に、取れる数字を全部並べてしまうと、何を優先して直すべきかが見えにくくなります。
そのため、KPI は少数に絞って運用するほうが現実的です。
Webサイト、EC、SaaS、採用サイトなどで中身は変わりますが、KPI = 最終目標に向かう途中の観測点 という考え方は共通です。
たとえば Web運用なら、集客を見る KPI、導線を見る KPI、フォーム到達を見る KPI、完了率を見る KPI のように段階を分けて置くと、どこがボトルネックかを切り分けやすくなります。
逆に、PV、CTR、CVR、問い合わせ件数を全部同じ重さで並べてしまうと、どれが途中でどれが結果なのかが曖昧になります。
そのため KPI は、ゴールに効く 改善アクションにつながる 定義がぶれない の3点を意識して絞るほうが実務では扱いやすいです。
また、KPI は毎日見る数字と月次で見る数字を分けたほうが運用しやすくなります。
短期の変動で一喜一憂しすぎないためにも、見る頻度と改善単位をそろえる考え方が大切です。
詳しくは KPIとは?KGIとの違いと、Web運用で何を追うべきか で整理しています。